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親御さんがお子様の成績を知る手段は、テストの点数以外にもありますよね。

そう、学期が終了するときにお子様がもらってくる通知表です。

普段のテストの点数とは異なり、各科目の評定だけでなく、委員会やクラブ活動など、子どもの学校生活での頑張りや様子などの記載もあります。

普段の学校での生活を知ることのできる手段にもなりますし、家庭で子どもと話題になることもあるでしょう。
 

通知表

今の小中学校での通知表は、2002年から絶対評価(※1)が導入されています。

絶対評価とは、所属する団体の他生徒を考慮せず、当該生徒の成績のみで評価する方法です。

ちなみに、2002年以前学生だった親御さん世代は相対評価だったため、お子様の通知表の評価方法とは異なることを知っておくべきでしょう。
 

テストの点数だけの評価ではない

普段テストの点数も良く、学年内でも上位にいるお子様もいらっしゃると思います。

通知表での評定も当然良い評価だと信じて通知表を開いてみたのに、思った通りの評価ではなく驚き失望した、というケースもあるかもしれません。

通知表での評定は、テストの点数がそのまま反映されているわけではなく、いろいろな要素が考慮されたうえでの評定です。

科目ごとに細かく観点が分けられ、その観点の評価に関係があります。

次に通知表に目を通す際には、評定だけ見て終わるのではなく、各科目ごとの観点にもぜひ注目してみましょう
 

評価されている普段の授業態度

では、科目ごとの観点を評価する材料とはいったい何でしょうか?

まず、授業中の挙手や発言が評価材料の1つとなります。

授業中の子どもの発言回数をその都度控えている先生もいらっしゃるので、授業中にどれくらい手を挙げているか、お子様に聞いてみると良いでしょう。

性格が大人しく控えめな子どもにとっては苦手なことでしょうが、発言する姿勢も重視されています。

また、ノートも定期的に提出して先生のチェックを受けているはずです。

授業中に居眠りしていてノートをとれてないのは悲しいですよね。

ノートをとれなかったところは、お友達にノートを借りて写させてもらいましょう。

また定期テスト以外にも、教師によっては授業中に小テストが行われていたりします。

この小テストというのもけっこう軽視できないので、日々の復習は家庭教師にぜひチェックしてもらって下さいね。
 


 
子どもの通知表を見て一喜一憂しているご家庭は多いと思います。

通知表の評価に不満がある場合は、普段の子どもの学校での授業態度を見直してみるといいかもしれません。

家庭教師は、予習復習を指導することでお子様が授業中に発言がしやすくなったり、小テストで良い点数がとれたりするなどの効果があります。

テストの成績だけでなく、普段から真面目に授業に取り組む姿勢を見られていることを意識しておくといいですね。

※1参照
https://kotobank.jp/word/%E7%B5%B6%E5%AF%BE%E8%A9%95%E4%BE%A1-155088