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不登校となった子どもの中には、自宅で過ごす子どももいれば外出できる子どももいて、過ごし方は本当にさまざまです。

しかしどんな過ごし方をしていても、親御さんとして心配なことの一つは、勉強でしょう。

また、昼夜逆転など生活の乱れが気になる子どももいます。

不登校であっても未来は必ず来るので、いつか大人になったときのために生きていく能力を身につけなければなりません。

学校生活は人生においてほんの一部ですよね。

子どもの未来のためにできることはたくさんありますので、今回はそれをご紹介させていただければと思います。
 

フリースクール

少しでも外に出ることができるという子どもには、フリースクールが良いかもしれません。

以前私が家庭教師で教えていた不登校生も、フリースクールに通っていました。

現在では全国各地で民間のフリースクールが存在し、不登校の子どもたちが多く在籍しています。

子どもが主体となって考え、活動できるのが特徴です。

各フリースクールで特色があるので、調べてから選ぶと良いでしょう。

所属する学校長の許可があれば、フリースクールに通うことで所属先の学校に出席した扱いとなることがあります。
 

家庭教師は最適!

勉強していれば、学校に行けるようになったときや進学を希望する際にも役に立ちますよね。

子どもの勉強が心配なら、家庭教師は不登校の子どもの指導に最適だと言えます。

相性の良い家庭教師なら、勉強の時間が子どもにとって楽しみな時間となるでしょう。

勉強だけでなく、ちょっとした雑談などのコミュニケーションが子どもの心を軽くしてくれるはずです。

短時間であっても家族以外の人と接することは大切にしたいですね。
 

不登校を経験しながらも活躍している大人の存在

現在ではテレビなどで不登校経験者だと告白する芸能人もたくさんいらっしゃいます。

今やテレビで見ない日はないというほど人気のアイドルや芸人、タレントもいるので、不登校の過去があるということに驚く人も多いことでしょう。

またインターネット上の情報発信者の中には、「不登校経験者だけれど、今は社会で活躍している」という人を見かけることもあります。

さまざまな情報が蔓延している現代では、子ども自身も学校だけが全てではないと認識しているのではないでしょうか?
 


 
自分の子どもが不登校となると、親御さんは絶望的に感じるかもしれません。

どうにかして学校に行かせようと必死になるのではなく、子どもと向き合って将来のことを考えることも大事です。

子どもが不登校の間に、親御さんや周囲の人間がどれだけサポートするか次第で、子どもの未来は変わってくると言えるでしょう。

子どもにとっては、これからの人生の方が長いのです。

子どもがこれからの人生を自分らしく明るく生きていくためにも、親御さんはできるだけ子どもに寄り添ってあげて下さい。