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子どもを育てることは大変なことです。

しかし一方で、喜びや楽しみもありますよね。

「どんな子に育てたいか」といった理想もあるでしょう。

子どもに並々ならぬ期待もあるはずです。

子ども達の性格が一人一人違うように、親御さん達の性格も違いますし、生きてきた背景も違いますよね。

ですので、子育てのやり方や方針がご家庭ごとに異なるのは当然です。

誰もが自分なりに一生懸命子育てをしているはずですが、無意識に子どもの成長に良くないことをしているかもしれません。
 

他の子どもとの比較

子どもを育てていると、子どもの同級生のご両親とお話する機会がありますよね。

子どもからお友達の話を聞くこともあるでしょう。

そうすると、つい自分の子どもと他の子どもを比較してしまうかもしれません。

子どもの前でお友達を過度に褒めたり、親友達に自分の子どもを卑下するような発言をすることは、子どもの自己肯定感の低下にもつながってしまいます

子どもはそれぞれ成長速度が異なりますので、他人と比較しても意味はありません

他人の前であっても直接であっても、自分の子どもと他人を比べる発言は控えるようにしましょう。
 

教師を見下す態度

高学歴の親が多くなってきた昨今、教師よりも良い大学を出ていると自負している親御さんもいらっしゃるかもしれません。

その事実だけで教師を見下す態度や言動をする親御さんも、残念ながらいらっしゃいます。

子どもの前で教師を見下す言動をすると、子どもは他人に対して同じことをしてしまいかねません。

教師に不満があったとしても、子どもの前で感情を表出するのはやめましょう。
 

過干渉

教師より自分の方が上手く教えられると信じて疑わない親御さんも、中にはいらっしゃるかもしれません。

また、子どものやり方では駄目だからと決めつけて、親御さんのやり方を強制させる場合もあるかもしれませんね。

全て子どものためだと主張して親の意思通りに子どもを操ることは、過干渉であって教育やしつけとは言えません。

子どもは、親の指示がなくては何もできない大人になってしまうかもしれませんよ。
 

過保護

最近では、息子や娘の結婚相手を探すために、親同士がお見合いをするという話も聞きます。
子どものころの過保護のみならず、大人になっても過保護が続く一例ですね…。

子どもが怪我をするようなことは避けさせるなどは、過保護の典型です。

しかし、親の傘の下で安全に育った子どもは、成長過程において経験すべきことを経験できなくなってしまうのです。

そうすると、精神的に弱く、分別のない大人になってしまう可能性もあるかもしれません。

ぜひ子どもには、多くの失敗から学び、成功体験に活かすという経験をさせてあげましょう
 


 
親が子どもを可愛く思う気持ちは、どの家庭でも同じです。

しかし、子どもとの距離の取り方や子どもの前での言動には、気を遣うべきでしょう。

家庭教師がいれば、親御さんと子どもの間の良いクッションになってくれます。

もっと勉強してほしいなどの子どもへの要望があれば、家庭教師に言ってもらうのが良いですし、子どもの勉強の様子が気になれば、いつも子どもに聞くのではなく、時には家庭教師に聞くのも良いでしょう。

特に、子どもにかまいすぎていると自覚のある親御さんは、家庭教師に一任することで、少し子どもから距離を置いてみるのも良いかもしれません。