現代の子どもは忙しいですよね。
朝から学校に行くのは今も昔も変わりませんが、放課後は部活や塾、習い事が遅い時間まで続きます。
休日であっても、部活の大会があったり塾や習い事があったりして、なかなか休む時間がないのが実情です。
将来のためだから頑張りなさいと、親御さんも子どもを励ましているでしょう。
しかし、子どもの将来のために気を付けてあげるべきことは、勉学だけではありません。
きちんとした生活習慣を確立することもまた大切なのです。
食生活を見直してみましょう
昨今、朝食を食べない子どもが増加していることが問題視されていますね。
また、放課後の塾や習い事の時間に間に合わせるために、ファストフードやお弁当でお腹を満たすことが当たり前になっている子どももいます。
食生活が乱れると、成長期の子どもの身体に良くないだけでなく、精神にも影響があると言われています。
集中できない子どもや情緒が不安定な子どもは、食に問題があるかもしれませんよ。
睡眠不足を解消しましょう
中には、遅い時間に帰宅してから宿題をする子どももいるかもしれません。
さらに自分の時間を持つために、睡眠時間を削ってテレビやスマートフォンに夢中になる子どももいるでしょう。
そうすると朝起きるのが大変になりますし、翌日に眠気が襲ってきたり集中力が落ちてしまったりして、勉強や運動のパフォーマンス能力を低下させてしまいます。
睡眠時間を削って活動しても、良いことは一つもありません。
子どもに必要とされる睡眠時間は約8時間です。
それを確保できるよう、大人が気を付けてあげましょう。
運動不足も悪影響
塾に習い事にと忙しく生活している中で、運動をする時間を作るのは難しいという子どももいるでしょう。
また、運動選手になるわけではないので、運動は将来の役に立たないと考える親御さんもいらっしゃるかもしれません。
しかし、運動不足は成長期の子どもに悪影響となります。
肥満などの生活習慣病の原因を自ら作っていると言っても過言ではありません。
勉強も大切ですが、運動も勉強と同じくらい大切だと親が認識し、子どもに運動を促しましょう。
食生活も睡眠も運動も、どれが欠けても子どもにはよくありません。
力を入れている勉学にまで悪影響が出ることも懸念されます。
勉強は子どもにとって大事ですが、無理を強いるのは禁物です。
まずは生活習慣を確立させて、身体のコンディションを整えさせましょう。
家庭教師ならば、曜日も時間も融通が利くだけでなくご自宅まで伺いますので、忙しい子どもの負担を減らすことが可能です。
ゆとりを持ちながら、無理なく勉強できるでしょう。