子育てに関する情報は多々あるものの、マニュアル通りにはいきません。
思い通りにいかないからこそ、子どもの教育について悩む親御さんは多いと思います。
また、近年は共働き家庭が増加していますね。
子どもも学校が終わっても部活動や塾で忙しく、家庭で家族そろって会話する時間があまりとれていないという人もいるのではないでしょうか?
家庭環境は子どもの心の発育や教育に意外に大きな影響を与えています。
家庭のあり方や子どもの教育について、見直してみる機会があってもよいのではないでしょうか?
学校に丸投げはNG!家庭教育も重要
子どもに良い職業に就いてほしい、苦労せずに生きてほしいという一心から、学校教育以外にも塾や習い事をさせるために一生懸命働いているという親御さんがほとんどでしょう。
しかし、学校や塾での教育だけがすべてではありません。
家庭教育の重要性をもっと認識すべきです。
子どもは、「親から愛されている」という情を感じなければ、自分に自信が持てません。
子どものために身を粉にしてお金を稼いでいるという自負ではなく、どうか子どもを情愛で包んであげて下さい。
褒めたり肯定的な発言をしてあげたりするだけで子どもは救われ、やる気になります。
自己肯定感を失えば、勉強する意義も見出せないのです。
信頼できる人物の存在の意義
子どもの生きる世界は狭いです。
接する人は、家族、学校の教師、友達、塾の先生など、限られていますよね。
その中で、どれくらい信頼して何でも話せるような心の許せる人がいるでしょうか?
思春期に入れば、「友達には話せるけれど、親には話したくない」ということも出てくるでしょう。
成長するほど反抗的になり、大人を避ける子どももいます。
家庭教師という存在は、親でも友達でもなく、学校や塾の教師とも異なる存在になり得ます。
1対1で接していることで信頼感は大きくなり、子どもの成長過程において貴重な出逢いとなるでしょう。
勉強だけではなく、人生の先輩として悩みや不安を共有してくれる心強い存在となるはずです。
子どもを持つ親御さんは、誰もが子どもの教育についてより良い方法を模索し、試行錯誤しているはずです。
他の家庭と合わせる必要はありませんし、兄弟姉妹間で比較することもありません。
家庭で子どもと話をする機会を持ち、子どもをきちんと見つめましょう。
どうか仕事や家事に忙殺されることなく、子どもの声に耳を傾けてあげてください。
子どもは、親御さんの愛の中で自分を見つけ、幸せを見出すのですから。