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今の親御さん世代で、「子どもの頃に漫画を読んでいたら親に怒られた」という記憶がある方も少なくないかもしれませんね。

子どもの頃は手放せないくらい大好きだった漫画なのに、親になった今では自分の親と同じように、子どもに漫画を読まずに勉強するよう叱っている方もいらっしゃるはずです。

しかし、一度考えてみましょう。

子どもが漫画を読むことには、ダメな理由しかないのでしょうか?

今回は漫画のメリットについてご紹介します。
 

漫画を読むと怒られていた理由

漫画は子どもだけでなく、大人の心をも惹きつけるほど面白いですし、夢が詰まっていますよね。

ついつい夢中になって時間を忘れてしまう子どももいるでしょう。

ただ、宿題や予習復習などをそっちのけで漫画に没頭してしまっては、もちろん叱られますね…。

また、漫画には絵が多いので、そこから学ぶことは一つもなく、時間の無駄だと感じる親御さんもいらっしゃるようです。
 

実はたくさんある”漫画を読むメリット”

漫画には絵が多いですが、字もありますよね。

活字離れと言われる現代ですが、漫画を読むことで、活字を読む機会を作っています。

漫画の中には、普段よく使う漢字の読みや難しい単語、四文字熟語などもあり、子どもは多くのことを吸収しているでしょう。

また、漫画といっても色々なジャンルがあります。

歴史、スポーツ、恋愛、冒険、グルメなど多岐に渡りますよね。

漫画に影響を受けて将来の目標が定まったという子どももいますし、日常生活では知り得ない情報を得ることができます。
 

漫画も勉学に貢献できる

勉強に役に立つ漫画もあります。

科目は限られるかもしれませんが、漫画は教科書だけでは理解が難しい部分の理解を助けてくれるのに役立つでしょう。

特に、日本史や世界史、古典などの漫画はオススメです。

実は私も、「ベルサイユのばら」を高校時代に読んで、フランス革命が完璧に理解できたという思い出があるのです。

他にも、インターネットで検索してみるとたくさん勉強に役に立つ漫画があるので、興味があれば検索してみて、実際に手に取ってみると良いでしょう。
 


 
今や漫画は、日本が世界に誇る日本の文化です。

もっと日本文化を大事にすることも悪くないと思いませんか?

大人になっても漫画を読んでいる方は、実際にたくさんいらっしゃいます。

漫画は子どもにとって悪い物だと決めつけるのではなく、使い方によっては子どもの勉強を容易にするアイテムになると、柔軟な考えを持ちましょう。

事前にちょっとした知識があれば、学校での授業や、ご家庭で家庭教師に教えてもらう際にも、理解がよりスムーズになるはずです。

ただし!


没頭しすぎて子どもがやるべきことを後回しにしないように、親が管理してあげることも大切です(^^;)