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学生の頃、英作文の勉強が難しかったとお考えの親御さんも多いのではないでしょうか。

英作文の勉強は学校でしたけれど、大人になっても英語で文章を書くことに苦手意識をお持ちの方は大勢いらっしゃいますよね。

英語で文章を書く力は、受験だけではなく、社会人になってから仕事で使う機会も今後ますます増えていくと考えられます。

・英語で作文をしてみたけれど、正しく書けているのか不安
・勉強した文法を、どんなときに使うのか分からない
・日本語にはない、英語ならではの特徴が分からない
・通信添削でも添削はしてくれるけれど、添削された文が返ってくるまでに時間がかかる

そんな英作文のお悩みを解消するために、家庭教師を活用してみてはいかがでしょうか。
 

1 ひとりで英作文を勉強するのは難しい

英作文の勉強は、ひとりで勉強するのは非常に難しいです。

英文法の問題でしたら、ひとりで勉強しても、答えを見れば自分が正解したか間違っていたかがすぐに分かりますが、英作文となるとそうはいきません。

というのも、英作文は、答えがひとつとは限らないからなのです。

たとえばですが、

問題:「自分が昨日楽しかったことを、英語で書きなさい(100文字〜200文字で)」

という英作文の課題があっても、書くことは人によって全然違います。

答え合わせをひとりでしようと思っても、英作文ではなかなか難しいのではないでしょうか。
 

2 ひとりで英作文を勉強するのが難しい4つの理由と解決法

理由その1:自分の間違いに気づきにくい

英作文は実際に書いてみても、自分の英文のどこが間違っているのか分からないことが多いのではないでしょうか。

たとえば英語のスペルミスや三人称単数の「s」のつけ忘れ、接続詞の使い方等、例をあげればきりがありません。

また文法的には間違いでなくても、エッセイで接続詞が全く使われていなかったりすると不自然ですし(家庭教師で生徒の英作文を見ると、これがけっこう多いのです)、自然な英語かどうかをひとりで判断するのは難しいですよね。
 

理由その2:どんな文法・文型で表現するか、ひとりでは分からない

同じ内容を英作文で書くときでも、さまざまな文法・文型表現で書くことができます。

たとえば…

「Today is a good day.」
「Today is not a bad day.」

この2つの例文はニュアンスが違いますが、ほぼ同じ内容です。

しかしひとりでは、別の単語や文法でも表現できることにはなかなか気づけません
 

理由その3:英語ならではの表現法を知らないと、不自然な文章になってしまう

よく英語で間違えるポイントのひとつに、「Yes、Noの使い分け」があります。

日本語で

例文

【Q:タバコを吸ってもいいですか? A:「はい、吸ってもいいですよ。」】

この例文なら「はい」と答えるのが日本語では自然ですよね。

でも、英語で上と同じ内容を表現する場合、

【Q:Do you mind if I smoke? (タバコを吸ってもいいですか?)A:「Yes」(はい)】

これは間違いで、上の例文と同じ意味になりません。

正しくは、「No, not at all.」(いいですよ。)です。

他にも、

・日本語は主語をよく省略するけれど、英語では主語をあまり省略しない

など、初めての英語の勉強では気づきづらいポイントがたくさんあります。
 

理由その4:家庭教師は、「その場で」教えてくれる

英作文の通信添削サービスもありますが、書いた英文が添削されるまでに何日かかかってしまうことが多いです。
 
自分が書いた英作文でも、何日か経つと忘れてしまいますし、その場で分からないところや
疑問点があると、困ることも多いですよね。

その悶々とした時間は、受験生には不要です。勉強の効率が落ちるとやる気も低下してしまい、もったいないですから。

家庭教師を使って、一分でも実りある時間にしてほしい!

それが、自分の人生のために必死で勉強する生徒への、私の願いです。
 


 
もちろん、自分で苦労して調べて、悩みながら英作文を勉強することはとても大切なことです。

私も家庭教師で中学1、2年生や高校1年生を教えるときは、自分で考えさせて、自力で解かせることが多いです。

しかし、受験を目の前にした生徒には、受験までの限りある時間を有効的に使ってほしいもの。
そのためには、効率的な学習、能率UPもとても大切なのです。

そこで家庭教師がお役に立てるなら、こんなに嬉しいことはありません。

お子様もせっかく頑張っているのですから、その努力に応じた結果を出せるよう、ぜひ家庭教師も選択肢の一つに加えてみて下さいね。