英語学習において、最も重要なのは 英単語!
お子様はどのように覚えていますか?
大学受験までに覚えなければいけない単語数は最低約3000語といわれています。
でも、ネイティブスピーカーが知っているのは約2万語…。
それと比べたら、日本人が学んでいる英単語はとても少ないのです。
グローバル化がますます進む将来、子ども達がネイティブと対等に渡り合えるためには、ネイティブと同等の単語数を使いこなしてほしいものですね。
そのために!
今回は、私が家庭教師で必ず伝える「効率的な英単語学習法」をご紹介します。
単語の暗記が苦手と感じる子どもでも、このやり方で学習すれば、必ず覚えられるんです!
英単語の重要性を知ることがやる気を産む!
英単語は、英語を学ぶうえで最も重要な要素です。英文法や英文解釈は二の次。
たとえば長文読解では、文章中の約80%の英単語を知っていれば、内容をほぼ正確に理解する事ができます。
つまり、
のです。
文系であろうが理系であろうがついて回る英語…。
ということは、英単語を克服することは、大学受験にとーーーっても有利!
そして、子どもの将来の可能性を広げるためには絶対に必要なことなのです!!
英単語は忘れて当然!だからこそ〇〇する!
といっても、単単語はひとつひとつ覚えていく以外に方法はありません。そのことが、単語の暗記を面倒に感じる理由になっています。
しかしほとんどの子ども達が勘違いしているのですが、
。
人間は、一度覚えたことを忘れる生き物です。
子どもも、お父さんもお母さんも、もちろん私も、覚えたことを忘れてしまうのは当たり前なのです。
つまり、忘れることを当然のことととらえ、単語学習では「忘れては覚え、また忘れては覚え…」の
が必要になります。
「絶対に忘れない」ように何回も書いたりして根気詰めて覚えるのではなく、同じ単語を一定の時間・期間を空けて繰り返し覚える学習をすることで、確実に英単語を習得することができるようになります。
しかし、無計画にひたすら同じ単語を繰り返し覚えるのでは、効率が悪いですね…。
では、どうすれば効率よく英単語の反復学習ができるようになるのでしょうか。
英単語は学んだ時間ではなく見た回数で覚える!
1日10単語ではなく200単語
家庭教師で生徒の単語学習法を伺うと、1日10個ずつ覚えるという生徒がダントツです。しかも、一つの単語をノートに一行ずつ何回も練習したりしているのです。時間がかかる、かかる…。
でも実は、1日に10個の英単語を時間をかけて丁寧に覚えていくよりも、1日に200語に目を通し、繰り返し復習する方法の方が、圧倒的に効率が良いのです。
いいですか、何度も見ることが大切なのです。
繰り返し、何度も何度も見た単語は、1回ずつの時間が短くても次第に記憶に残っていきます。
また、前にその単語を目にしたときから次に見るまでの時間が短ければ短いほど、忘れにくくなるのです。
いかがでしたか。
1日10個ずつ真面目に単語をやっているのになかなか覚えられないと悩んでいるお子様は、その単語を長時間かけて覚えても、単語帳の1周目が終わる頃には、1日しか学習しなかった最初の方の単語は忘れてしまうのです。
真面目に勉強しているのに…。
やり方を知らないだけで、感じなくてもいい劣等感を感じてしまっている子もいるのです。
そんな生徒ほど、救ってあげたいものです。
ぜひこの反復学習法を取り入れて、お子様の英単語学習に役立てて下さいね。